抹茶とてっぺん粉茶の違い
抹茶は碾茶(てん茶)というお茶から、
粉茶は煎茶から作られています。
高級茶で知られる玉露は葉を摘む
20日程前に茶園に日光を遮るための
覆いをしますが、抹茶の原料となる
碾茶は更に5日程長く覆いをします。
摘んだ後蒸し、冷却拡散され乾燥させます。
煎茶は「葉を揉む」工程がありますが
抹茶の原料になる碾茶は「葉を揉む」工程
がありませんので、葉は薄く平べったく
青海苔のようにぱさぱさしています。
そのあと、石臼で挽き雑物を除去したものが
抹茶となります。
てっぺん粉茶は茶を摘んだ後蒸し、乾燥させ
葉を揉んでできた煎茶を特許製法にて
ミクロンレベルまで微粒子化し、
粉末にしております。
すべての畑で農薬や化学肥料を
使用していません。
お茶は農薬を使わないと作れないと
言われる農作物です。
今は回数が少なくなってきたようですが、
一般的には7〜8回、多ければ15回も
農薬を散布するところもあります。
北村茶はすべての畑で農薬や
化学肥料を使っていません。
また山の上に茶畑があるため、別の農家
さんが使う農薬も飛んできません。
農薬を使わないので、病気や虫との
戦いになります。
病気にならない強いお茶の木を作るために
堆肥や油粕、木酢液などを使い、
土づくりに力を入れています。
このおかげで化学肥料を使わなくても
栄養たっぷりの土ができ、
お茶の味も美味しくなります。
病気や虫の予防にはお酢や黒糖、
にんにくなど天然のものを使用しています。
また農薬だけでなく、除草剤も
使用していません。
畑の中だけでなく、あぜ道の雑草1本に
いたるまで、一切の除草剤も使わず、
人の手で除草作業を行っております。
抜いても抜いても草は生えてくるので
とても大変な作業ですが、
美味しいお茶づくりのため
皆で頑張っています。